手作り酵素の材料

 

手作り酵素を作る時は、その季節に出来る旬の材料を使用するのが良いと思います。春の手作り酵素の材料は、野草を主体にするのが良いでしょう。寒い冬から目覚めた季節であり、野草には生命力が溢れているのです。よもぎ、ウド、タンポポ、フキ、ふきのとう、イタドリ、タラの芽、ナズナ、ノビル、三つ葉、明日葉、クローバ、木の若葉、竹の子、桜の花と葉、笹、柿の葉、桃の花や葉など、芽吹きの野草であれば何でも結構です。

 

秋の手作り酵素の材料には、秋に収穫された農産物や果物、木の実などを使用すると良いでしょう。その他にも、季節の果物などを使って単品の材料で作るのも子どものいる家庭では喜ばれると思います。ブルーベリーやイチゴ、梅などで作ると飲みやすいと思います。その他には、ウコンやキハダ、スダチなどもお勧めです。

 

家庭用の梅酒や果実酒を作るように、楽しみながら作ってみると良いでしょう。手作り酵素を作る時や酵素を混ぜる時は、傷のある手で行わないようにして下さい。また、混ぜる時には心の中で良い酵素が出来ますようにと気持ちを込めて行うと良い酵素が出来上がります。

 

人間の手のひらにも酵素が存在しており、人間の感情によって色々な酵素が発生しているため、豊かな感情を持てば人間にとって必要な酵素が発生するといわれています。母親や祖母が作るぬかづけなどが美味しいのも、こういった理由から来ているのだと思われるのです。